可変式ダンベルもほしいし、バーベルセットでバーベルトレーニングもしたい。
バーベルセットのための新たにプレートを買うのもオカシイと感じたので、可変式ダンベルでもバーベルトレーニングができるように簡単なDIYをしてみました。
プレートとは違って重量変更がスムーズにできて良い感じ。
さっそくDIY
DIYといっても組み合わせたりつなぎ合わせたりするだけです。
必要な工具は六角レンチくらい。
可変式ダンベル 26kg×2を購入

可変式ダンベルにも色々種類がありますが、パワーブロックタイプを購入。
重量の割に値段が安く、DIYしやすそうだったので。
▼以下サイトで詳しくまとまってました。

バーベルシャフトは140cmを購入

長さは140cmのものを購入。
ジムで置かれているものは180cmなので、こちらは短め。
ホームジムだと180cmは長すぎるので140cmがちょうどよさそう。
フラットベンチは角度調整できるものを購入

フラットベンチは角度調整ができるものを購入。
見た目に反しておもったよりも軽量。ただつくりはしっかりしてます。
こちらは折りたたみを売りにしていますが、常時だしっぱなしです。
都度しまうことにすると、途端に家トレがめんどくさくなってしまうので。
試しにダンベルをバーベルシャフトに挿してみる

まずは安直にバーベルシャフトにダンベルをぶっさしてみました。
パワーブロックの特殊な形状で挿し込めそうだなぁというイメージ。
ここまではダンベルとかシャフトを買う時に頭の中で考えていました。

やっぱり頭の中のイメージでは限界がありますね。
手を離してみたところ、ダンベルが斜めに傾いてしまって安定感がありません。
そもそも片側ずつダンベルを挿しているので、手でシャフトを抑えないと持ち上がってしまいます。

更には重りを増やした状態ではそもそもシャフトにぶっさすことができないことが判明。
これでは重量調整できないので、目的を達成できません。
行き詰まったので、「良いのないかぁ」と可変式ダンベル片手にホームセンターに駆け込みました。
2時間ほど悩んで良い作戦を思いついたので実行に移します。
金具でとりつける作戦

ステンレスのOリングを8個を購入しました。
4個で900円だったので、8個だと1800円です。(画像のテロップは嘘)

外径が50mmで厚みが5mmです。
そのため内径はおよそ40mm。

ステンレスカラビナも8個用意しました。
汗ばんだ手で触ることも多いので、錆ないようにステンレス一択です。

はじめて知りましたが、カラビナにもサイズの規格があるらしい。
こちらはm6の6です。
厚みが6mmで長さが6cmってこと。

まずは六角レンチで可変式ダンベルを分解、フタを外してみます。
おそらくM6の規格です。

フタがはずれたらハンドルグリップがむき出しになるので、Oリングを通します。

Oリングにカラビナをつけてあげます。

そしてフタを元通りに戻したら完成です。
ハンドルグリップにカラビナを取り付けることができました。

カラビナをしまえば、普通にハンドルグリップを握ることができることができます。
通常通りダンベルトレーニングができます。
両端にOリングがあるだけでなので、グリップの際にまったく邪魔になりません。

シャフト側にもOリングとカラビナを2つとりつけます。

そしてシャフトとダンベルをカラビナ同士でくっつけると、可変式バーベルの完成です。
カラビナ2つで、長すぎず短すぎず、ちょうどよいです。

全体像はこんな感じ。
可変式ダンベルはすこし横長ですが、体にあたることはありません。
さっそくトレーニング

激しく揺らしてみますが、両端にキャップもあるので外れる心配はまったくないです。
カラビナの長さも十分に短いので、揺れもそんなに気になりません。

斜めにしても、可変式ダンベルがすべることはありません。
シャフトのねじ切りのおかげでOリングがすべらないです。

可変式ダンベルのピンの位置を変えることで、重量変更も容易なバーベルになります。

最大重量の26kg×2にしてもしっかりしています。
Oリングもカラビナも十分な安全荷重なので、ダンベルがはずれる心配はなさそうです。

バーベルトレーニングがおわったら、カラビナ同士をはずして、

普通どおりにダンベルトレーニングができます。
登場した道具のご紹介
▼フラットベンチはインクラインできるしっかりしたものを。見た目に反して軽量。
▼26kg×2のパワーブロック。デッドリフトを除けばこちらで重量は十分。
▼六角レンチは色々なサイズをセットで。工具は一生モノだしこちらは安いので迷わず購入。
▼可変式ダンベルで床が傷つかないようにジョイントマット。筋トレ後はゆっくり慎重にダンベルを下ろすこともできないので、衝撃吸収。防音の役割もあります。
▼シャフトは140cmのもの。180cmはホームジムには厳しい長さ。
▼ステンレスOリング。ホームセンターには見つからないことが多いですが、オンライン通販ならすぐに見つかる。
▼ステンレスカラビナ。安全荷重は120kgなので安心。
▼握力ぎれでダンベル・バーベルトレーニングの効率が下がるのを防ぐパワーグリップ。クッションで手首も守られます。
今までの賃貸DIYは全てこちらにまとめています。
似たような製品もありそう
(2021/09/11追記)
フォロワーの方から、「可変式ダンベルでバーベルトレーニング」ができる製品がありそうと教えてもらいました。
やっぱり同じことを考える人はいるもんですねぇ。
Bowflex ボウフレックス 2080 セレクトテックバーベル
約10万円とかなり強気の価格設定。
強気なりにやっぱり安全性とかしっかりしていそう。
こちらだけだと最大36kgですが、拡張プレートでさらに重量を増やせるのも良い感じ。
TEDDY WORKS KOMBOバーベル
バーのみ。重り部分は自分で用意する必要があるとのこと。
バーだけで13200円はちょっと高いかなぁ。

最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント
アイデアと作ってしまう行動力がすごいです。見習いたいと思います。