ダイニングテーブルの頭上におしゃれな天井照明がほしかったのでDIYしました。
天井照明のプラグは部屋の真ん中に一つしかないです。しかしながらダイニングテーブルは部屋の片隅。
そこでディアウォールで柱をカウンターキッチンに立てて、そこから梁を伸ばすことで、好きな位置に照明を設置できたのでそのご紹介。
天井照明のDIYのアイディアさがし
まずはPinterestで天井照明のDIYのデザインをさがしました。あとは似せるようにDIYする作戦です。
海外のDIY例はどれも天井にドリルでビス止めしたりなど、けっこうダイレクトです。
われわれ賃貸の人間にはかなりハードルがどれも高いですが、なかにはディアウォールをつかってライティングレールを設置している例がありました。
さっそく作ってみた。
はじめに完成したときの外観からご紹介します。
ツーバイフォー材が丸見えですが、これも逆に木の温かみを感じて良いかも?
気になる人は隠したほうが良さそうですね。

カウンターキッチンにディアウォールでツーバイフォーを2本たてています。
▼ディアウォールはAmazonが最安。
ツーバイフォーはオンライン注文がおすすめです。わたしはなにも考えずにコメリドットコムで注文しましたが、通販サイトを色々比較すると最安値はロイモールのようです。


ちなみに2本の柱の間にすっぽりと食洗機がはまっています。偶然か必然か。
食洗機の裏が丸見えで恥ずかしかったので、セリアのフェイクグリーンをロックタイでつなげた一枚の大きなウォールグリーンでかくしています。

つくっていく順番は柱をたてるよりも前にこちら。
天井にそって伸びるワンバイフォー材を支える部分です。
はじめに橋掛けになっている横向きのツーバイフォー材をのこぎりで半身をカットして、ワンバイフォー材がぴったりはまるようにしました。
普段とちがう木目の向きにのこぎりでカットするのは結構難しかったですね。
▼Amazonで一番評価の高いのこぎり。折りたたんで収納しやすいのが普通ののこぎりと違ってよいところ。
ワンバイフォーとツーバイフォーはボンドで結合しています。
▼ボンドはふつうの木工用ボンドではなく、タイトボンドをつかって強力に固定。

ワンバイフォーは天井にそって伸びますが、ポイントはその長さですね。
そもそもワンバイフォーではなくツーバイフォーを天井にそって伸ばそうとすると、自身の重みでディアウォールが手間に倒れてきそうになります。
そのような経緯があってより軽量なワンバイフォーを選択しました。
チカラのモーメント、おそるべしですね。

124cmを限界のながさと考えました。これ以上長いと、ワンバイフォーがおもいっきりしなります。ワンバイフォーのシェードも結構な重さがあるのでしょうがないですね。
重量のかるいシェードであればもっとワンバイフォーをのばせるかも?

ワンバイフォーがはずれないように、上と下からツーバイフォーで挟み込むことで、より強固にしています。
これで、上と下からディアウォールの押さえこむ力がはたらくためです。
強度が重要になってくる部分なので、ダボで結合させています。


それでもディアウォールが手前に倒れてくるのが怖かったので、2本目の柱をディアウォールでたてて、橋掛け構造になるように横向きのツーバイフォーを連結させています。
こちらはダボによる結合にくわえて、L字金具でもつなぎ合わせています。

作っている最中に気づいたのですが、カウンターキッチンに柱を立てると、
- ダイニング側
- キッチン側
両側でDIYできます。
2度楽しめるってやつですね。キッチン側のDIYも後日やってみることにします。

いざ、ペンダントライトの取り付け
以前つくったペンダントライトをとりつけていきます。
まずは吊り下げのためのワイヤーを天井のワンバイフォーの柱にとりつけます。

ピクチャーレール同士をスズランテープでむすびつけることで、1本のワイヤーにしています。
これでは片方をさげれば片方があがるので、ペンダントライトを水平に調整することがかんたんにできます。

ロックタイの穴にピクチャーレールのフックをひっかけました。ただ、これだとペンダントライトがテーブルに近すぎてしまいます。

ありがたいことにピクチャーレールで長さ調節が簡単にできたので、好みの高さになるようにワイヤーを短くしていきます。
私のダイニングテーブルはスタンディングデスクにもなる自動昇降式なので、きもち高めにしています。


長さを調整した分、はみだしたワイヤー部分を隠します。はみ出したワイヤー同士をお互いにねじり合わせてシェードの中にかくしています。

これでペンダントライトのシェード部分の取り付けがおわりました。

ここにLEDライトバーをさしこみます。

LEDライトバーのケーブルをワイヤーにまきつけていきます。

巻きつけるよりかは、ワイヤーとケーブルをふたつ同時につまんで撚り合わせるかんじですね。

時間がたつと、ケーブル自体にクセがついて、もっと目立たなくなります。

なるべく見えないように、天井のワンバイフォーの裏面を這うように、ケーブルを伸ばしています。

このLEDライトバーはUSB給電です。
そのため、USB給電のACアダプターを下から配線しています。
天井近くのけっこう高い位置にあるので、長めのコンセントタップを用意すると良いと思います。
コンセントタップ自体はワンバイフォーにたいしてロックタイで固定しています。
ちょっと短いロックタイなので、2本のロックタイをつないで1本の長いロックタイにしています。
やっぱりロックタイは最強に便利ですね。

さいごに、念の為にピクチャーレールのフックをラジオペンチで狭めます。

木の温かみを感じる天井照明が完成
完成した天井照明の全体像がこちらです。
ワイヤーで吊り下げることで視界のじゃまになるものを極力へらしたつもりです。
ケーブルもワイヤーにできる限りきれいに巻きつけたので目立たないのではないでしょうか。

アレクサによる音声コントールでコンセントのON/OFFを制御しています。
そのため、LEDライトバーの物理スイッチは常にON状態です。

明るさもちょうどいいですね!
ダイニングテーブルとペンダントライトの距離を十分に遠ざけることで、ふんわりした明るさになります。

テーブルを上昇させて、スタンディングデスク状態にしました。
ペンダントライトの距離がテーブルにぐっと近づきました。
ちょうど自分の手元がもっとも明るくなっているので、仕事や勉強に適したデスク環境になっています。

下からのぞいてみるとペンダントライトが十分にあかるいことがよくわかります。
ペンダントライトの上部からも光がもれでて、天井のワンバイフォーに影ができていることがわかります。
部屋全体を照らす間接照明にもなっています。

横からみてみると、ぎりぎりLEDライトバーがみえなくて、いい感じです。

皆さんもぜひ挑戦してみてください。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
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