
コロナで長期的なテレワークが決まってすぐに、自宅にスタンディングデスクを導入しました。
たとえコロナが収束しても、以前よりもテレワークの頻度はふえると思いましたし、何よりプライベートでのパソコン作業も作業効率を上げたかったからです。
スタンディングデスクはサポートも充実してそうなFlexispotで購入するのは早いうちに決まりました。
この記事ではわたしがなぜ定番モデル「EN1」ではなく、一番高価な「E3」モデルを購入したのか振り返ってみようとおもいます。
それぞれの特徴をまとめてみる

(引用:Flexispot公式サイト)
機能の有無によってモデル名が変わってきます。
ざっくり大切なポイントをまとめるとこんな感じ。
価格 | メモリー機能 | 障害物検知 | タッチパネル | 最低高さ | |
EC1 | 28000円 | ✕ | ✕ | ✕ | 71cm |
EN1 | 31000円 | ○ | ✕ | ✕ | 71cm |
EJ2 | 34500円(脚のみ) | ○ | ○ | ○ | 69cm |
E3 | 45000円(脚のみ) | ○ | ✕ | ✕ | 60cm |
価格は2021/1時点のAmazon価格です。
EC1モデル。一番安いモデル。
EN1モデル。高さメモリー機能がある。一番定番。
EJ2モデル。高さメモリー機能に加えて、障害検知機能とタッチパネルが特徴。
E3モデル。高さメモリー機能に加えて、最低高さが60cmで一番ひくいのが特徴。
悩んだ末にEN1ではなくE3を購入
最終的に「最低高さ」が決め手となってE3モデルを購入しました。
それぞれの機能について、自分の用途にあうか考えていった記録がこちら。
高さメモリー機能はあったらいいな
高さメモリー機能はあったらいいなくらいに考えていました。
「ボタンを押し続ければ、好きな高さにできるからメモリー機能いらなくね?」と思っていたので。

障害物検知・タッチパネルは不要
障害物検知機能は不要かなと考えました。
スタンディングデスクをダイニングテーブルとしても使う予定だったので、キャビネットは置く予定がありませんでした。
例えキャビネットを置く場合でもはじめからぶつからない場所におけばよいだけ。
キャビネットはそんなに動かすものじゃないので大丈夫でしょう。

次にタッチパネルですがこれも不要かなと。
タッチパネルって見た目はおしゃれなだけで実は押しづらかったりします。

例えばiphoneでもホームボタンが物理ボタンのほうが押しやすいのと同じですね。

最低高さが実は重要
スタンディングデスクでは高さに注目しがちですが、私は「最低高さ」に注目しました。
というのもFlexispotは海外ブランド。日本人より体格の大きい外国人をお客さんにしているわけで、高さについてまったく心配していませんでした。
外国人よりも体格が小さい日本人に対して、最低高さが合っているかどうかが気になります。
ここで日本人向けの一般的なダイニングテーブルの高さを調べてみした。
例えばニトリのダイニングテーブルだと高さ71cm。
Amazonで人気そうなカリモクのダイニングテーブルも、高さが70cmです。
Flexispotで定番モデルEN1をみると最低高さが71cmとあります。
ぎりぎり同じに見えますが、これは脚のみ高さであることに注意が必要です。
天板の厚みを足し合わせると実際の高さ75cmくらいになりそう。ほんのちょっと高いです。
そして、「このほんのちょっと高い」があとあと気になってくるのかなと思いました。
実際にAmazonのEN1モデルの口コミをみると、最低高さについての不満の口コミがみられます。
完成後の追記です。E1Eの最低高さは71cmで、少しだけ高めなので、背の低い方は気をつけてください。
要望としてはあと5センチ脚部の高さが低ければベストでした。
最高の高さはどうにでも調整できますが、最低の高さは絶対に調整できません。
E3モデルであれば、脚のみの最低高さは60cm。天板厚み3cmを考慮しても、63cmで安心できそうです。
実際にE3をつかってみた感想
E3モデルは脚のみで45000円とちょっと高いので、使い方に問題なければEN1がやっぱりおすすめ。
実際にE3モデルを使い始めた感想がこちら。
高さメモリー機能は毎日つかっている
「ボタンを押し続ければ、好きな高さにできるからメモリー機能いらなくね?」と思っていましたが、間違っていました。
ほっと一息つくときに机を離れることができる
実際にスタンディングデスクをつかって昇降させるときって以下のタイミングのどれかなんですよね。
- 立ち仕事につかれて、座り作業に移行するとき
- 座り作業に飽きて、立ち仕事にもどるとき
実はこのときは一息休憩つくタイミングで1日に何度か発生します。
例えば大学の授業も1時間半くぎりで休憩時間があるくらいなので。

そんなときに机の近くでボタンを押しっぱなしで待たなくちゃいけないのはかなりのストレス。
わたしの場合、以下のように記録してつかっています。
▲▼ボタンでの昇降はメモリーへの最初の記録くらいで、その後は一切つかわなくなりました。

もし高さメモリー機能がないE1Cモデルの場合のボタンを押し続ける時間を考えてみます。
②から③まで、50cmを昇降させるのにかかる時間は、50cm÷25mm/sec=約20秒です。
20秒ずっとボタンを押し続ける同じ体勢ってけっこうストレスがたまります。(しかもデスクは徐々に移動する!)
EN1モデルであれば、20秒を待つ必要がありません。
その間にコーヒーを用意したり、トイレに行ったりできます。
ちなみにE3モデルは昇降速さがEN1モデルよりも少し早め。
テーブルの高さが毎回ちょっとずつ違うのはストレス
例えばレンタカーに乗る時に、ドライバー席の奥行きを自分に合わせます。

高さが自分の体格に合うかどうかってけっこう集中力に関わってきます。
そしてここはいつも同じ高さにしたいところ。
メモリー機能があれば、何も考えずワンタッチで常に同じ高さにできます。
ソファ・キャンプチェアがつかえる

仕事の椅子やダイニングチェアに比べて、キャンプチェアやソファは座高が低いです。
それでもスタンディングテーブルと組み合わせて使えるのは、最低高さ60cmのおかげ。
メモリー①②は、EN1モデルでは実現できない高さです。
- メモリー① 60cm (キャンプチェアに合わせた高さ)
- メモリー② 65cm(ソファに合わせた高さ)
早く買うに越したことはない

机は一生モノです。例えば子供のときの勉強机が20年たったいまでも実家に置いてあります。
特にスタンディングデスクの脚は高さ調節ができるので、どんな椅子でも対応できます。
家族構成が変わって机の天板や椅子を買い替えても、スタンディングデスクの脚はずっと残り続けます。
テレワークや勉強をするときは必ず机にむかいます。
ベッドと同じくらい長い時間をすごすので、お金をかけてもよいかと。
EN1モデル。ソファと併用しないのであればこちらで十分。
E3モデル。最低高さがどうしても気になる人はこちらが安心。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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