毎週末に私が行っている低温真空調理でのつくりおきのプロセスをご紹介。
面倒な急冷もある道具をつかうことで自動化に成功しました。
まずは低温真空調理
前日に仕込んだタンドリーチキンを低温真空調理

前日に仕込んだ鶏むね肉1kg、5食分のタンドリーチキンを低温真空調理していきます。

プラスチックボックスを水槽に

低温真空調理をするにはある程度深さのある容器が必要です。
ただし低温なのでプラスチックの容器でも大丈夫、ということでダイソーで400円で購入できたフードストッカーを使用しています。
普通に水道水をいれます。
側面も透明なので中の様子がよく見えて便利。
低温真空調理器は日本製のものを使用

色々考えた結果、富士商のFelioを使っています。
Bluetooth機能やWifi機能は要らないと思います。
低温真空調理って基本ほったらかしなので、スマホで操作する機会はないんですよね。
一方で温度制御は衛生面に関わってくるので、ひとまず安心の日本製をチョイス。
プラスチックボックスのふちにセット

ここではまだ電源ONにはしません。
ある程度水をいれておかないと、低温真空調理器の重さで倒れるので注意。
電気ケトルで沸かしたお湯を投入

一気に温度をあげるために、電気ケトルでお湯を投入します。
これでだいたい50℃くらいまであがります。
低温真空調理器は温度維持は得意分野なのですが、温度上昇には時間がかかるので電気ケトルでのお湯投入が時短でおすすめ。
50℃→61℃まで温度上昇

低温真空調理器を61℃にセットして電源スタートします。
調理時間は2時間あれば十分です。
私はいつも調理時間を10時間にセットして、2時間経ったぐらいで暇な時に調理を止めています。
61℃になったらタンドリーチキンを投入

61℃もそれなりに熱いのでトングをつかいます。
プラスチックボックスは耐熱温度が120℃なので、軟化していることもなく、全然余裕です。
トングで小さな気泡を追い出しつつ、水槽に沈めます。
フタをして2時間放置

フタをして2時間放置します。
水槽の水が減らないようにするのと、外気温で水槽の温度が下がらないようにします。
急冷と後片付け
おおきめのタオルを用意

バスタオルでもなんでもよいので、大判のタオルを用意しましょう。
低温真空調理器を取り出す

タオルで水気を拭いて、片付けます。
水道水のなかで動いていただけなので洗う必要もありません。
フタも片付け

こちらもタオルで水気を拭き取ります。
61℃の水はすてる

これから急冷するので、61℃の水はキッチンでながしてしまいます。
保冷剤でサンドイッチ

キャンプとかでよくみるプラスチックケースの保冷剤です。
水道水を投入

水をいれます。
氷水にしてタンドリーチキンがよく冷えるようにします。
祭りとかでも、飲み物はこんな感じで冷やしてますよね。
氷でさらに急冷をサポート

氷をいれることでなるべく早く冷たくなるようにします。
冷蔵庫でたくさん氷をつくっておけるのであれば、保冷剤は要らないと思います。
水の流れをおこして、熱の移動をはやめる

水の流れがないと、チキンの周りの水はぬるいままです。
かき混ぜることで、熱の移動をうながします。
ただしずっと手で揺らすのも大変です。
水の流れをおこすにはウォータポンプを

Amazonで安くうってます。
USB電源でうごくタイプ。

なるべく水の流れがおきるような位置似ウォーターポンプをセットします。
そのあとはしばらく放置。
15分もすれば勝手にキンキンに冷えてくれています。
急冷がおわったら片付け

保冷剤を取り出します。
タオルで水気を拭いて、そのまま冷凍庫へ。

チキンも取り出して、タオルで水気をとります。
拭き終わったらこちらは冷蔵庫へ。
これから5日間にわたって、1袋ずつたべていきます。

最後にプラボックスの水気もタオルで拭いて片付け。
洗い物をださずに、5食分のタンドリーチキンのつくりおきができました。
基本ほったらかしで、実作業は10分もいらないです。
低温真空調理にあると便利な道具たち
低音真空調理でのつくりおきをつづけてまもなく1年がたちます。
いつも使っている道具はこちらです。
▼日本製の低温真空調理器。レシピ本でもこちらがつかわれていますね。
▼ウォーターポンプ。届くまで時間がかかります。
▼透明で、保温力もたかくて、軽いプラスチックボックスが低温真空調理にはおすすめ。
▼大きめの保冷剤はなにかと便利。買っておいて損はなし。
▼定番のティファール電気ケトル。1.2Lまで沸かすことができます。
最後までご覧頂きましてありがとうございました。
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