
徒歩キャンパーでもダッチオーブンはほしくなるもの。
ダッチオーブンでは最小サイズの6インチで、ステンレス製軽量のダッチオーブンを実際につかってみた感想になります。
6インチは圧倒的にコンパクト・軽量
6インチは8インチと比較してサイズも重さも一気にコンパクトになります。

重さ | 容量 | |
6インチ | 1.67kg | 1L |
8インチ | 2.76kg | 3L |
10インチ | 4.18kg | 5.4L |
サイズごとのダッチオーブンの重さと容量を並べてみるとこんな感じ。
1.67kgという重さはちょうど1.5Lペットボトルとおなじ重さです。
容量も1 Lなのでこれは単純に1Lペットボトルの大きさと考えればかなりコンパクト。
6インチであれば。徒歩キャンプでリュックに入れられるサイズと重さです。
一般的な8インチサイズだと、ちょうど1.5Lペットボトルを2本ということになるので、かなり重くてかさばります。
燕三条orユニフレーム?
同じ6インチでよく比較にだされるユニフレームの6インチダッチオーブン。
ユニフレームは1.8kgですが、燕三条は1.67kgなので、燕三条のほうがちょっと軽いです。
ユニフレームはハンドルの取り外しができません。
一方で燕三条は、ハンドルの取り外しができるので、よりコンパクトになり持ち運びがしやすいです。

ソロキャンパーこそステンレス製をつかうべき
ユニフレームは黒皮鉄板なので、シーズニングの手間がかかります。
一方で燕三条はステンレス製なのでシーズニングが不要で、気軽に使うことができます。
ステンレスなので一人暮らしの家でちょっとしたスープや鍋料理をするときにも役立ちます。

徒歩キャンパーだとダッチオーブンはリュックにいれて持ち運ぶことがほとんど。
そのため汚れがつきにくい/取れやすいステンレスダッチオーブンであれば、リュックの中を汚すこともありません。
シーズニングも不要なので、油でリュックの中が汚れることもありません・
また徒歩キャンパーはパッキングも大変だったり、そもそもソロだったりします。
手入れのしやすいステンレス製は必須です。
たしかに6インチは少し物足りない
6インチは本当に一人分のサイズしかないです。
一人分であればカレーやパエリアなどちょうどよい量になると思います。
例えば2人キャンプだと、メインの料理をつくるにはサイズがたりないです。
この写真もポトフを作ったのですが、茶碗2杯分しかないので、二人で食べたらすぐになくなりました。

6インチのダッチオーブンは容量は1Lですが、これはすりきり満杯のとき。
実際の食べ物の容量は80%と考えると800mL程度です。
逆にいうと6インチサイズは、2人以上のキャンプでのサイドメニュー料理によいです。
例えばこのタンドリーチキンはサイドメニューのおつまみとしてちょうど良かったです。

6インチなので焚き火台にスペースができる
6インチの小さいサイズのおかげで、一つの焚き火台の上にクッカーも同時に乗せることができます。
ダッチーオーブンを加熱しながら、クッカーで別の料理をつくったり、ケトルでお湯を沸かしておくこともできます。

8インチになってくると、他のものを置く余裕はないのでこれは6インチサイズの特権ですね。
この写真ではダッチオーブンでカレーをつくりながら、隣のクッカーでご飯を炊いています。
ダッチオーブンで一気にキャンプ感が高まる
タンドリーチキン。具材が焦げて内壁にくっつかないように、しわくちゃにしたアルミホイルで周りを覆っています。

ポトフ。スープものは体が温まります。

ビーフシチュー。まずは肉で肉を炒めてます。トライポッドでダッチオーブンは安定してるので菜箸でがっつり転がすことができます。

野菜スープ。

やっぱりダッチオーブンがあると一気にキャンプ料理のレパートリーが増えて、見栄えが良いのでテンションも上がります。
おしゃれな鍋として家でもスープや鍋料理に使えるので、キャンプ以外でも活躍します。
壊れずに長く使えるものなので、愛着を持てるギアとして是非。
おまけ:トライポッドで寒さ対策
ちなみに料理以外でも、トライポッドにアルミホイルを巻きつけることで、簡単な熱反射板にする使い方もしてます。
トライポッドがちょうど斜めになって自分の体に向く方向になっているので、焚き火の熱がアルミホイルの壁を反射して、かなり暖かい。
冬キャンプで寒いときにいつもやってます。

トライポッドはかなりコンパクトになるので気軽に持ち運べます。

最後までご覧頂きましてありがとうございました。
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